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保水性舗装・ヒートスルーサンドの優れた保水性能について

・保水性舗装に求められる「保水量」の品質基準値については、インターブロッキング舗装技術協会において、保水性能の品質基準値として「保水量」を0.15g/㎤以上と規定しています。

・公的試験機関で実施した、当社保水性舗装・ヒートスルーサンドの保水量は0.23g/㎤以上あり、上述の品質規格値と比べ、50%保水性が向上しています。この数値は、数多くある保水性舗装材の中でも抜群の保水性能を誇ります。

・また、「浸透水量」についても公的な規格値300ml/15秒と比べ、保水性舗装・ヒートスルーサンドは1130ml/15秒あり、約4倍程度の高い浸透能力を記録しております。

・このように保水性舗装・ヒートスルーサンドの優れた保水性並びに透水性は、主要骨材の「高炉水砕スラグ」の多孔質形状の特性を生かし、フジタ道路㈱と共同で研究開発したものであります。また、「高炉水砕スラグ」は、大手鉄鋼メーカーの新日鐵住金㈱、JFEスチール㈱が製造したものを使用しております。夏季の都市部における暑熱対策として、歩行者道路を対象に十分その効果を発揮しえる画期的な保水性舗装材です。