保水性舗装「エコ・クールサンド」が骨材の一部に採用する溶融スラグの有用性について
- 市民生活から出る「ごみ」を減量化・無害化する手段の一つとして生み出された「溶融スラグ」は、廃棄物の埋立処分場の延命化や焼却灰の無害化に役立っています。
- 溶融スラグは、道路用混合骨材・路盤材(JIS A5032)として、土木材料として幅広く利用されています。
- 溶融スラグを土木資材として利用することで、最終処分場への搬入量を減らし、新設が困難な処分場の延命化に資することができます。
- 山砂等、天然骨材の代替品として活用できます。
- また、市民の方々にとって身近な公園、遊歩道等に利用することにより、環境問題への関心を高めるきっかけにすることもできます。
- 溶融スラグは、無害であるとともに、粒度バランスがよく、性状が安定し、強度が期待できます。
- 三和グランドは、この「溶融スラグ」に着目し、歩行者系舗装材の表層材としての利用に成功し、保水性舗装「エコ・クールサンド」として発売しています。
- 溶融スラグは、黒色のガラス質で顔料には染まらない性質があるため、当社の利用する骨材である「高炉水砕スラグ」に配合すると、アクセントになり、やや落ち着いた雰囲気の舗装材になります。