環境型・高炉スラグ防草工「グラスレスサンド」の構造、機能について
「グラスレスサンド」は、①2層構造、②1m角の「版構造」を特徴にしております。まず、下層を全体に敷きならすことで地山の不陸をならし、上層を均等な層厚で舗設し、目地については上層部のみに入れ、1m角に区切ることでそれぞれを独立した1枚の「版構造」とします。
この構造により、
①1枚の版をコンパクトにし、上層の層厚を均一にして膨張収縮クラックの発生を抑え、クラックからの草の発生を防ぐ
②上層の施工性を確保する
③下層は目地を入れないため、目地際のわずかな隙間からの草の発生を抑える
といった効果があります。
材料については、高炉水砕スラグを主骨材に使用しており、透水性・保水性舗装である「カラーサンド」と同様に、抜群の防草効果はもちろん、透水性、保水性、耐久性、滑りにくさなどの機能も保持しています。(本工法は特許取得済です)