Technical Information

施工後14年経過したカラーサンドの透水状況報告

先週、福島県に出張にいってまいりました。
そこで、施工後14年経過した施工現場の透水実験を行いましたので、結果をご報告いたします。
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「中山間地域総合整備事業」
◆施工時期
平成12年
◆施工施主
福島県南会津郡農林事務所
◆物件内容
カラーサンド t=7 ナチュラル 202.7㎡
カラーサンド t=10 ナチュラル  592.7㎡

既設舗装面に透水試験器をセットし300ccの水が15秒以内に地中に浸透することが、透水性舗装の基準値となっております。

ご覧通り、14年経過後も相変わらず透水性舗装の基準値をクリアしております。
※動画では試験器の300ccを示す部分に赤いテープを貼っていますが、それ以上の水を透水していることが分かります。

カラーサンドに採用している骨材である「高炉水砕スラグ」の優れた特性である「多孔質形状」=ミクロの空隙が、長期間に及ぶ透水性能を維持しています。
※透水性機能の現状維持は現場の環境、管理の状況などにより異なります。

詳しくは、カラーサンドのページもご覧ください。