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  • 透水性と保水性を両立する「透水性高炉スラグ舗装」の技術的根拠

    【1】透水性と保水性を両立する理由 ・当社の舗装材にはすべてメイン骨材として「高炉水砕スラグ」を使用しています。 ・「高炉水砕スラグ」の特徴 ①骨材自体が微細な多孔質形状をしており、骨材自体で透水と保水をします。 ②一般的な透水性舗装材が骨材と骨材の隙間「点」での透水に対し、当社舗装材は骨材自体での「面」での透水をするため、目詰まりも少なく長期間に渡り透水性能を維持します。 ③なお、高圧洗浄機な…

  • <最新施工現場紹介>本牧市民公園

    著名な名園三渓園の崖を背景に、透水性土系スラグ舗装材「エターナルサンド」で舗装された歩道の完成です。 横浜市にある「本牧市民公園」をご紹介いたします。 こちらは、首都高速をバックに松林の遊歩道。 どちらも横浜らしい風景です。 カラーサンドの抜群の透水性・保水性に、限りなく自然に近い土の風合いをプラスした「エターナルサンド」について詳しくはコチラをご覧ください。…

  • <最新施工現場紹介>福岡県田川市松原地区

    福岡県田川市のとある施設内の広場に、当社舗装材(透水性高炉スラグ舗装材カラーサンド)が、採用されました。 かつて、田川は筑豊炭坑(炭坑節のふるさと)の町でした。 閉山から40年が過ぎ、かつての炭都の面影は失われつつあります。しかし、石炭が育んだ数々の遺産は、まちのあらゆる場所に今も息づいています。 炭鉱の町、田川市について詳しくはこちら(田川市HP)をご覧ください。 そのまちに、こんな広…

  • 「エターナルサンド」が埼玉県 新製品・新技術紹介制度の「新技術」に登録されました。

    ●透水性土系スラグ環境舗装材「エターナルサンド」 ・埼玉県 新製品・新技術紹介制度の「新技術」に登録されました。 透水性土系スラグ環境舗装材「エターナルサンド」は、高炉水砕スラグと真砂土をミックスし、これまでどんな土系舗装(土系舗装)でも実現できなかった「透水性」と「長期寿命」を兼ね備えた画期的な「土系舗装」です。 ●埼玉県 新製品・新技術紹介制度への登録製品群 ・透水性高炉スラグ舗装材「カラー…

  • 透水性舗装「カラーサンド」の冬期の効用について

    【1】夏期の「ヒートアイランド現象」抑制 ・透水性高炉スラグ舗装「カラーサンド」は、透水性・保水性機能を有している為、ひと雨降ると、表層部分に3日間は保水する機能を持っています。 ≪保水量比較≫ そのため「打ち水効果」にて、真夏の暑さを和らげる効果が持続します。 【2】冬期の透水性・保水性機能による効果 ・夏期の暑さ対策としての機能面だけではありません。透水性・保水性機により、冬期においても…

  • <最新施工現場紹介>大庭台墓苑

    神奈川県藤沢市さんの大庭台墓園のカラーサンド舗装が、このたび完成致しました(2区、5区、7区)。 今までお墓とお墓の間の通路は砂利敷きでした。 雰囲気はありましたが、靴やサンダルが沈み込んで歩きにくい舗装でした。 また下が土のところは雨のたびぬかるみになり、お参りの方はたいへんでした。 「カラーサンド」は、透水性・保水性に優れているので、これからは水たまりが出来にくく、バリアフリーで歩きやすい…

  • <新製品>「熱伝導保水性スラグ舗装材 ヒートスルーサンド」の開発について

    1.フジタ道路株式会社との共同研究により開発した、夏季の「ヒートアイランド抑制型」歩行者系舗装です。 2.街路空間における歩行者の暑熱ストレスを軽減し、「環境負荷の軽減」を目指す舗装材です。 3.透水性・保水性に優れた「カラーサンド舗装」の物理的特性を生かし、これに熱伝導に優れた骨材を組み合わせた画期的な発想により開発されたもので、8ヶ月に及ぶフィールド実験並びに公的試験機関での各種物性試験を…

  • 透水性舗装材「カラーサンド」の現場における品質管理について

    歩行者にとって快適な歩行性のを確保するとともに、長期間にわたる耐久性・透水性・安全性・景観性を含め、環境との調和を目ざすため、透水性舗装材「カラーサンド」は、施工時の【品質管理】に格別の配慮を行っております。 1)混合作業 配合管理 ・現場で使用するミキサー容量に応じて、標準配合設定に基づいた1バッチ当たりの各材料の配合量を、計量器を使い正確に設定する。(特に水セメント比を重点的にチェック) 時間…

  • 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて

    【1】環境省の方針(平成26年8月5日発表) ・「東京大会の環境面からの意義」ということで (1)「環境にやさしい五輪」の実現 (2)「環境都市東京」の実現 (3)わが国の環境技術の展開・情報発信 という大きく3つの柱を掲げています。 ・具体的な方向性として ①低炭素社会づくり ②ヒートアイランド対策・熱中症対策・緑化 ③良好な大気環境の実現 ④良好な水環境の実現 ⑤3Rの推進 ⑥自然と共生する…

  • 透水性舗装”カラーサンド”施工時における「テクニカルサポート」について

    【1】現場打ち合わせ(路盤整正後) ・施工現場において施工フロー、施工に必要な機材、資材等の説明 【2】準備工(本施工前日) ・材料置き場、混合場所のセッティングのお手伝い 【3】施工立会い(本施工期間終始) ・混合、舗設、養生の各作業に関しポイントとなる点を的確にアドバイス致します。 【4】アフターサービス(施工後5年、10年、15年のサイクル) ・メンテナンス対応を実施する「アフターサービス体…

  • 透水性舗装材”カラーサンド”における「養生方法」とその効果

    1)カラーサンド舗装における「養生方法」 【養生に必要な物】 ①養生用マット(ウレタン製) ②ブルーシート(雨対策・保湿対策) ③土のう袋(養生シート押さえ用) 混練・敷均し・締固め・仕上げ作業終了後に、直ちに養生作業をおこないます。 【養生期間】 標準的な養生期間は、舗設後翌日から7日間必要です。 ※夏期は4日間、冬期は7日間以上(品質機能を発揮するためには10日間) 【養生が必要な理由】 …

  • 岩沼市の施工現場が、NHKスペシャルで取り上げられていました。

    平成26年9月27日(土)に放送された NHKスペシャル シリーズ東日本大震災 『私たちの町が生まれた~集団移転・3年半の記録~』 東日本大震災から、3年半。 集団移転を決めてから、住民側で話し合いを重ね、作り上げられた新しい町。 宮城県岩沼市玉浦西地区。 その町の公園の園路・街路に、当社の透水性・保水性高炉スラグ舗装材「カラーサンド」が採用されております。 いい町にしたい。 ふるさとの雰囲気…

  • 高炉水砕スラグの「内部摩擦角」の技術的効用について

    1)カラーサンドに採用している骨材「高炉水砕スラグ」の特徴 【内部摩擦角 大】 ①カラーサンドの骨材に採用している「高炉水砕スラグ」は力学的性質として粒子が角ばっているため、高い内部摩擦角が得られます。 ②上記の写真の通り、緩い状態で盛り上げた時に自然にできる斜面の角度は、内部摩擦角とほぼ等しいと言われています。 「高炉水砕スラグ」の内部摩擦角は35°~40°となっており、砂質土、川砂や真砂…

  • 『三和かわら版』ページ更新しました。

    不定期で発行している『三和かわら版』。 秋冬号を新規に発行いたしました。 透水性・保水性に優れているのはもちろんのこと、景観性にも優れたカラーサンド。 そんなカラーサンドのある風景をご紹介しています。 ぜひ、『三和かわら版』のページをごらんください。 『三和かわら版』ページはコチラ!!…

  • <特集:秋の風景2>紅葉と舗装材

    すっかり寒くなり、もう冬がそこまでやってきましたね。 先月から、当社舗装材と秋の風景を追いかけて、全国の現場を写真に収めてまいりました。ここで、いくつかご紹介したいと思います。 「カラーサンド」が透水性・保水性に優れているだけではなく、景観性にも優れた舗装材ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。 カラーサンドについて、詳しくはコチラのページをご覧ください。 【柏の宮公園:東京都】…

  • カラーサンドの優れた保水性能について

    1)カラーサンドの透水性・保水性機能 【透水性能】 ①カラーサンドの骨材に使用する「高炉水砕スラグ」は大手鉄鋼メーカーの高炉(熔鉱炉)による製鉄段階で鉄鉱石、石灰石、コークスが溶融化して派生した高炉スラグを高圧水で急冷処理した細骨材です。 ②上記の写真の通り「微細で多孔質な形状」をしています。従来からの他社の透水性舗装の殆どが骨材と骨材の間隙を通じての「点の透水」ですが、「カラーサンド」は骨材…

  • <特集:秋の風景1>紅葉と舗装材

    明後日で10月も終わり、2014年も残り2か月となりました。 朝晩が涼しくなり、町の様子も、だんだんと緑から黄色や赤に変わってきましたね。 そんな秋の足音が聞こえはじめた公園の風景を、いくつかご紹介したいと思います。 当社の透水性舗装材カラーサンドは、景観にマッチする色合いが特長です。 いくら紅葉がきれいでも、足元がアスファルトでは味気ないですよね。 土に似た風合いで、風景の邪魔になりません。そ…

  • カラーサンド舗装の目地材と目地間隔の技術的根拠

    1)カラーサンド舗装の目地材の特長 ①コンクリート用目地板の性能として公団規格で規定されている「復元率」(65%以上)と「はみ出し」(4㎜以下)をクリアした高性能な「瀝青繊維質系目地板」を目地材に採用しています。 ※瀝青繊維質系目地板とは耐水、耐蝕性に優れた植物繊維、パルプ等にアスファルト性物質を含有、分散させて所定の厚さの板状にしたものです。 ②瀝青繊維質系目地板の持つ耐候性、耐久性により長…

  • 「東北復興」に透水性舗装材カラーサンドが活躍しています。

    宮城県岩沼市玉浦西地区の復興集団移転地です。 宅地造成の工事が完了し、新しい家の建築も進んでいます。 玉浦西地区には、同市の沿岸の被災地の方々約1,000人が移住される予定で、既に新居での生活をスタートされている方が増えています。 当社の舗装材である「カラーサンド」が緑道、公園内の園路、調整池の歩道などに約4,000㎡採用されています。 カラーサンド舗装はお年寄りや体が不自由な方にも快適で…

  • 透水性舗装カラーサンドの「すべり抵抗性」について

    近年高齢化が進んでいく状況において、スリップが原因で起こる転倒死亡者が数千人規模、また怪我をされた方は数万人にのぼると言われています。このような歩行時における事故の発生状況を考えても、歩行者系道路において「すべりにくい舗装」が求められるのは必然であります。 ■「アスファルト舗装要綱」(第7章)では、 歩行者系道路舗装の表層は、歩行者等の安全な通行に応じた「すべり抵抗性」を有するものとされ、「すべ…

  • 高炉水砕スラグの安全性について

    この度、群馬県八ツ場ダムにおいて、大同特殊鋼株式会社渋川工場から出たスラグに、有害物質が検出された問題が指摘されておりますが、当社が舗装材材料に使用している「高炉水砕スラグ」、「溶融スラグ」は全く無害であり、本件とは無関係です。 一部報道で、スラグ全般が有害であるかのような表現がされていますが、この問題は特定の企業の不適切な管理に起因する問題です。大手高炉メーカーの「高炉水砕スラグ」及び地方自治体…

  • 当社透水性舗装の現場透水試験方法について

    1)透水係数について ・当社舗装材の透水係数は「0.02cm/sec以上」となっておりますが、この係数の基準値は「舗装設計便覧」における「透水係数の測定例」(P.238)の中の開粒度アスファルトの透水係数、即ち「0.01cm/sec以上」を参考にし、且つ当社舗装材の多孔質形状による透水性能を考慮し、基準値としています。 また、「舗装設計施工指針」の中で、歩道および自転車道に求められる透水性の性能指…

  • カラーサンド舗装は、フィニッシャーによる機械施工も可能です。

    当社の透水性・保水性舗装材「カラーサンド」、「エコ・クールサンド」、「エターナルサンド」は、フィニッシャー、ミニフィニッシャーによる機械施工も可能です。この場合、1日あたり400~500㎡の施工が可能になる場合もあります。 比較的大型で、平坦かつ直線的な園路の案件で多く採用されています。     施工フローについては、施工の流れも参照ください。…

  • 透水性舗装材・カラーサンドにおける「曲げ強度」の基準値について

    「舗装設計便覧」における「歩道および自転車道等の舗装」には、各種舗装材について明確な曲げ強度基準は示されておらず、「舗装設計便覧」にすべり抵抗値の数値BPN値40以上(湿潤状態)が望ましいという表現があるのみです。 これは、車道のように大型車(10tクラス)の車輌通行に伴う輪荷重を想定していない為、歩行者系道路舗装に対しては、特に曲げ強度を規定していないものと考えられます。 但し、歩…

  • フジテレビ『NEWS JAPAN』にて、弊社舗装材が取り上げられました

    2014年8月5日放送の、フジテレビ『NEWS JAPAN』で、弊社の透水性・保水性舗装材が取り上げられました。 <取材時の様子> 5日、石原環境相が、保水性の高い舗装工事を施すなどの構想を記者会見で発表しました。 地球温暖化が進行する中、真夏に開催される2020年の東京五輪・パラリンピックに対応し、環境省は選手や観客の熱中症予防や、ヒートアイランド現象の抑制に乗り出す方針。 ヒートアイラ…

  • 明日より「埼玉県建設資材県産品フェア2014」はじまります

    「県産品フェア2014」のブースが出来上がりました。 皆様のお越しをお待ちしております。 「埼玉県産品フェア」は明日からです。 8月5日(火) 10:00~17:00 8月6日(水) 9:15~15:00 開催場所:埼玉県県民健康センター2階大ホール・1階会議室A・B・C さいたま市浦和区仲町3-5-1 (埼玉県警察本部のすぐ隣りです。) Facebookでは、会場からの様子を随時お伝えし…

  • 透水性高炉スラグ舗装(カラーサンド)における舗装構成の「技術的根拠」について

    1)舗装用途の分類 ・本舗装は、大型車交通を対象にした「車道用舗装」ではなく、あくまでも歩行者の通行を対象とした「歩行者用舗装」です。 従って公的な基準として歩行者系道路舗装の選定、分類、並びに舗装構造等について具体的に規定のある「舗装設計便覧」第7章の中の「歩道および自転車等の舗装」(P.240~248)に準拠しました。 ・特に本舗装の舗装構成につきましては、同規定にある「コンクリート系の…

  • 埼玉県 県産品フェア2014へ出展致します

    今年で10回目となる埼玉県の「県産品フェア2014」へ当社、三和グランドは6回目の出展となります。 今年のテーマは「豊かな暮らしを支える県産品」となっております。 開催日時: 8月5日(火) 10:00~17:00 8月6日(水)   9:15~15:00 開催場所:埼玉県県民健康センター2階大ホール・1階会議室A・B・C (埼玉県さいたま市浦和区仲町3-5-1) ※入場無料(事前申し込み無し…

  • 透水性舗装(カラーサンド)における「フィルター層」の設置について

    道路協会発行の「舗装設計便覧」において、歩道及び自転車道を対象とした「透水性舗装」には、路盤と路床の間に「フィルター層」(一般的には砂を5~10cm程度)を設置することが明示されており、構造例も記載されています。 当社の透水性舗装・カラーサンドの舗装構成にはフィルター層として「土工用水砕スラグ」を採用しています。 この「土工用水砕スラグ」は大手鉄鋼メーカーの製鉄所で生産される「人工の砂」…

  • 「透水性高炉スラグ舗装」(製品名:カラーサンド)と「真砂土舗装」の類似点と相違点

    全国の施主・設計コンサル、施工業者各位から、「透水性高炉スラグ舗装」と「真砂土舗装」はどこがどのように違うのか?とのお問い合わせ、ご質問を受けるケースが増えておりますので、ここでご説明をさせていただきます。 ≪類似点≫ ①外見的な仕上がり 「透水性高炉スラグ舗装」(製品名:カラーサンド)と「真砂土舗装」は 共に、透水性舗装保水性舗装としての機能をアピールしている点で共通しており、骨材の粒度が5mm…

  • カラーサンド、エコ・クールサンド、エターナルサンドの「溶出試験」、「含有量試験」結果について

    カラーサンド、エコ・クールサンド、エターナルサンドの「溶出試験」「含有量試験」結果は、下記のリンク先PDFのとおりです。 これに示しますとおり、全ての検査項目で「基準値未満」です。 安全性の高い舗装材料になっておりますので、児童公園や、希少な植物の生育する公園等でも安心して使用頂けます。   透水性高炉スラグ舗装材「カラーサンド」溶出試験、含有量試験 保水性複合スラグ舗装材「エコ・…

  • 静岡県伊東市の「小室山公園」の階段に、【カラーサンド】が採用されました。

    「小室山公園」は、富士箱根伊豆国立公園内に位置する、標高321mの小室山を中心とした自然公園です。 山頂のパノラマ展望台から相模湾に浮かぶ伊豆七島や天城連山など360度の景観を楽しむことができます。 その公園内にある「恐竜広場」まで続く273段の階段に弊社の透水性高炉スラグ舗装【カラーサンド】が採用されました。 ≪カラーサンドが山などの階段に適している理由≫ ・雨でも水たまりができず、すべ…